テキストサイズ

恋と一緒に想うまで…

第5章 急接近

和也「お前の家ってどの辺?」

雅紀「山風町だよ。」

和也「なんだ近いじゃん。」

雅紀「二宮君も山風町なの?」

和也「まあ、そこら辺だよ。」

なんか夢みたい…

二宮君とこうして二人で傘差して帰るの…

雅紀「二宮君…」

和也「なに?」

雅紀「二宮君、俺のこと嫌いって言ったのにどうして優しくしてくれるの?」

和也「俺はお前みたいなタイプが嫌いって言っただけ。その本人を嫌いとは言ってない。」

なんかややこしいな〜…

雅紀「あっ、家ここ!」

なんだかんだで家に着いた。

雅紀「ありがとう、二宮君!」

和也「別に。まあ、そこら辺で倒れたら人の迷惑になるだろうしな。」

雅紀「じゃあね!ありがとう!」

和也「相葉。」

雅紀「ん?」

二宮君は小さくニコッと笑って、

和也「じゃあな。」

そう言って走って帰ってしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ