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恋と一緒に想うまで…

第6章 恋心…

雅紀「えっと…二宮君と話してるとなんか気持ちが落ち着くの。」

和也「俺なんかと話して?」

雅紀「うん…なんでだろう…?でもね、なんか二宮君とは初めて会った気がしないんだよね…」

和也「相葉。お前さ、昔どこに住んでた?」

雅紀「えっ?昔?う〜ん…覚えてないな…高校に入ってからまたここに引っ越してきたの。」

和也「じゃあ、前は別のとこ住んでたの?」

雅紀「うん、そうだよ。」

和也「そっか。」

するといつの間にか授業終了のチャイムが鳴った。

雅紀「あっ、結局サボっちゃったね。じゃあ行こうかな。」

俺は立ち上がると、

和也「相葉。」

すると二宮君は自分の耳からピアスを外して俺に投げる。

雅紀「これ…」

和也「お前にやる。服にでも付けとけ。」

雅紀「ありがとう!二宮君!」

嬉しくて思わず笑ってしまった。

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