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恋と一緒に想うまで…

第7章 奇跡…

図書室に行くと誰もいないみたい。

雅紀「よっと。」

本を返しに出ようしたら、

雅紀「あっ…」

二宮君が図書室に入ってきた。

俺は目を合わせないように通り過ぎようとした。

すると、

雅紀「うわぁ…⁉︎」

バンッ…!

勢いよく腕を引っ張られ二宮君に壁に抑えられた。

和也「こっち向け。」

俺は二宮君の方を見る。

やばい…顔が近い…

見つめられてるだけでドキドキする…

和也「返事させて。」

雅紀「返事…?」

和也「昨日の返事だよ。」

告白の返事…

和也「俺はお前みたいなタイプは嫌いだよ。」

いきなり怖いよ…

和也「でも相葉雅紀本人は嫌いじゃない。最初の時は不愉快な感じだと思ったけど、お前は誰にでも、俺に対しても優しく接してくれた。」

雅紀「……」

俺は黙って二宮君の話を聞いた…

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