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second girl【完】

第1章 どうも。

高校を卒業して2年…




たまたま
友達の家へ遊びに行った時




彼はそこにいた




『どうも』




長めの前髪の奥から真っ黒な瞳を真っ直ぐと私に向け。




血色の良い艶やかな口元はピクリとも動かず。



無愛想に軽く頭を下げた彼




彼は2才年下の友達の弟




そんな彼に私は




一瞬にして



恋をした。



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