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second girl【完】

第4章 罠

私が隆史をーー……







何で知ってるの?


由季が言った?


いや…
由季が言うはずがない。



『面倒くさい』とか『巻き込むな』とか言ってたし…



そうだよ!
由季は言うはずない…


だったら…






「あんた顔に出し過ぎだよ」


「顔?」


「そう!か・お」






隆史の瞳に私が映るぐらい近づく。






ヤバイ…近いよ…







私はたまらず隆史から視線を逸らした。



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