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誘惑のサンタクロース

第5章 その後☆




「あの流れ星の日さ、」


「うん」


「あれは別に、おれの魔法じゃないんだ」




確かにちょっと疑ってはいたけど

少しだけショックだった。




「あの日はふたご座流星群の日で

 あの時間が一番流星が見れるから

 あの時間に来てもらったんだよ」




そういえば、会社の人が誰か

流星群がなんちゃら、

みたいなことを言っていた気がする。




わたしはずっと上の空だったから

あんまり聞いていなかったけど。




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