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誘惑のサンタクロース

第5章 その後☆




「そんな手を使ってでも

 紅里を救えたらいいなって思ったんだ」



「だからケーキにもふたご座?」



「あれはただのおまじないっていうか

 紅里とこれからずっと一緒に

 居たいっていう、俺の気持ちと

 この前のは流星群だよって

 気付くかなーと思って」




ふふふ。

なんか嬉しい。

わたしもずっと聖弥くんと一緒に居たいよ。




「じゃあオリオン座のほうは?」


「あれもただ昔のことを

 思い出してくれるかなっていうだけ。

 紅里の小さい頃のこととか

 思い出してくれるかな、って」




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