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第18章 それは君の好きな歌
(二宮side)
翔くんが行ってしまった。
一人の帰り道は、寂しくて…。
送りになんて行かなきゃよかった。
なんて…。
「はぁ…」
やっぱり、寂しいんだな。
誰かと遊んで寂しさを紛らわそうとしたけどよく考えたら、
そこまで仲の良い友達って雅紀ぐらいしかいない。
雅紀は、今もいろんな時間軸に行って大野さんって人とたくさんの人の願いを叶えてるんだろうなぁ…。
そんなことを考えていると、あっという間に家に着いた。
無人の部屋に入る。
隣が翔くんの家。
最近は、ずっと翔くんの家にいたから自分の家に帰ってくるのは久しぶり。
「なんか、自分の家って感じしない」
誰の返事もない。
「はぁ、しょうがないよね」
仕事だし。
別に浮気してるわけじゃないし。
俺…安心して過ごしていいよね?
俺は、急に寒くなって布団のなかにうずくまった。
そしたら、携帯が鳴った。
誰がかけてきたのかは見ることなく電話に出た。
「もしもし」
山『あ、ニノ?』
「なんだよ。冷やかしか」
わざわざ、涼介から電話してきた。
山『そんなんじゃないよ。今さ、青森にいるんだ』
「あ、ああ青森!?」
なんで、涼介が!
山『うん』
「どうして…」
山『櫻井さんに…』
?『大野さーん!あ、電話?』
聞き覚えのある声…。
「雅紀?」
翔くんが行ってしまった。
一人の帰り道は、寂しくて…。
送りになんて行かなきゃよかった。
なんて…。
「はぁ…」
やっぱり、寂しいんだな。
誰かと遊んで寂しさを紛らわそうとしたけどよく考えたら、
そこまで仲の良い友達って雅紀ぐらいしかいない。
雅紀は、今もいろんな時間軸に行って大野さんって人とたくさんの人の願いを叶えてるんだろうなぁ…。
そんなことを考えていると、あっという間に家に着いた。
無人の部屋に入る。
隣が翔くんの家。
最近は、ずっと翔くんの家にいたから自分の家に帰ってくるのは久しぶり。
「なんか、自分の家って感じしない」
誰の返事もない。
「はぁ、しょうがないよね」
仕事だし。
別に浮気してるわけじゃないし。
俺…安心して過ごしていいよね?
俺は、急に寒くなって布団のなかにうずくまった。
そしたら、携帯が鳴った。
誰がかけてきたのかは見ることなく電話に出た。
「もしもし」
山『あ、ニノ?』
「なんだよ。冷やかしか」
わざわざ、涼介から電話してきた。
山『そんなんじゃないよ。今さ、青森にいるんだ』
「あ、ああ青森!?」
なんで、涼介が!
山『うん』
「どうして…」
山『櫻井さんに…』
?『大野さーん!あ、電話?』
聞き覚えのある声…。
「雅紀?」