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第20章 雨上がりの窓から
(二宮side)
雨が降りだした。
天気予報では、このまま雪に変わるらしい。
東京では、初雪だ。
「雪かぁ…」
青森は、すごい雪だった。
東京もあんな風に、真っ白になるのだろうか?
クリスマスまで、あと1日。
泣いていたら、あっという間に日付が変わっていた。
「お風呂、入らないと…」
急いでお風呂にお湯を溜めた。
お風呂についている鏡が、俺の顔を写した。
「はぁ……」
目が腫れてる。
痛々しいぐらい紅い。
泣かなきゃよかった。
後悔したけど、いいや。
そんなことを考えられるぐらいの余裕なんてないから。
俺はお風呂が沸けるまで、ソファーで深夜番組を観ていた。
『俺、お前が好きやねん』
『なにを突然、言い出してるんだ』
『ビックリするぐらい好きやねん』
お笑い芸人が漫才をしていた。
『だから、キスさせて』
『はぁ!?』
いつもなら、このコンビの漫才に大笑いしてるけど今日だけは笑う気になれなかった。
『どーも、ありがとうご』
テレビを消した。
急にお菓子が食べたくなって、コンビニに買いに出かけた。
雨が降ってるのを忘れてて、ビショビショになった。
「まぁ…いっか」
俺は、そのままコンビニに入りお菓子を買った。
店員さんに
「傘はお買いになりますか?」
と、聞いてくれた。
気を遣ってくれた店員さんに
「いいです」
と、強い口調で言ってしまった。
雨が降りだした。
天気予報では、このまま雪に変わるらしい。
東京では、初雪だ。
「雪かぁ…」
青森は、すごい雪だった。
東京もあんな風に、真っ白になるのだろうか?
クリスマスまで、あと1日。
泣いていたら、あっという間に日付が変わっていた。
「お風呂、入らないと…」
急いでお風呂にお湯を溜めた。
お風呂についている鏡が、俺の顔を写した。
「はぁ……」
目が腫れてる。
痛々しいぐらい紅い。
泣かなきゃよかった。
後悔したけど、いいや。
そんなことを考えられるぐらいの余裕なんてないから。
俺はお風呂が沸けるまで、ソファーで深夜番組を観ていた。
『俺、お前が好きやねん』
『なにを突然、言い出してるんだ』
『ビックリするぐらい好きやねん』
お笑い芸人が漫才をしていた。
『だから、キスさせて』
『はぁ!?』
いつもなら、このコンビの漫才に大笑いしてるけど今日だけは笑う気になれなかった。
『どーも、ありがとうご』
テレビを消した。
急にお菓子が食べたくなって、コンビニに買いに出かけた。
雨が降ってるのを忘れてて、ビショビショになった。
「まぁ…いっか」
俺は、そのままコンビニに入りお菓子を買った。
店員さんに
「傘はお買いになりますか?」
と、聞いてくれた。
気を遣ってくれた店員さんに
「いいです」
と、強い口調で言ってしまった。