テキストサイズ

カレンダー

第21章 あの時間が空間が。

(櫻井side)

ニ「仕事の話?」

布団を被って、俺の目を見ずに話した。

「まぁ、うん」

俺もその布団のなかに潜ろうとした。

ニ「来ないでよ、バカッ」
「なんでよ」
ニ「なんでも!」

俺の体をベッドから押しだそうとした。

「嫌だよ、俺は二宮くんの隣にいたいからさ」

ニ「バカ…」

俺の胸に顔をうずくめた。

「暖かい」
ニ「人間だもん」

「可愛い」
ニ「俺だもん」

「二宮くん」
ニ「なに?」

「後悔してない?」

ニ「え?」

「飴を買ってまで、俺のところに来て後悔してない?」

ニ「しないよ…するわけがない…」

俺の背中に腕を回して、グリグリと頭を胸に押し付けた。

「うん…ごめん…」

後悔したことを聞いたことに対して、
謝った。

ニ「しよ」
「ん?」
ニ「翔くんとしたい」

布団のなかに潜り、俺が着てるズボンに手をかけた。

「え?なにして…」

布団をめくると、俺のパンツに手をかけて上目遣いで俺を見つめる二宮くんがいた。

ニ「嬉しい…」

ほわっと顔が綻んだ。

ニ「翔くんが俺のことが好きってちゃんと感じられるから…」

パンツを下ろして、俺のモノを握った。

ニ「嬉しい」

嬉し涙を流しながら俺のモノを咥えた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ