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第7章 確かな答えなんて

(櫻井side)

朝、起きると隣には二宮くんがいた。

幸福感に包まれた。

ニ「ん…櫻井さん…」

二宮くんは、虚ろな目をして俺をしばらく見つめた。

ニ「くふふ♪櫻井さん」

にこっと笑うと、俺に抱きついた。

「おはよう」
ニ「おはよー♪……ってあれ?」

二宮くんは、バッと離れた。

ニ「これ…現実ですか?」
「なにいってんの?当たり前じゃん」
ニ「す、すいません…急に抱きついたりして…」

あ、寝ぼけてたのか。

「いいよ。付き合ってるんだし」

俺は、二宮くんを抱きしめた。

ニ「くふふ、あっ櫻井さん仕事は?」
「あ、忘れてた」

時刻は午前8時。

ギリギリじゃないか!

ニ「ほら、急いでください!」

二宮くんに、玄関まで押されてやっと家に戻る。
身支度を全て済まして、二宮くんの家に立ち寄る。

「二宮くん」
ニ「なんですか?」
「行ってきます」

二宮くんは、顔を真っ赤にして…

ニ「いってらっしゃい…」

と、言ってくれた。

そんな可愛い二宮くんにそっと軽いキスをしてみた。

ニ「んっ」

そしたら、エロい声を出したから今度は深いキスをしてみた。

ニ「さく…んっ、かい、しゃ…んぁ」
「んはっ…行ってきますのキスは?」
ニ「もうしたから!」

また、顔を真っ赤にして…可愛い。

「じゃ、行ってきます」
ニ「いってらっしゃい」

今度は二宮くんから、軽いキスをもらった。

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