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第2章 明日のために
(櫻井side)
俺は、家に帰宅する。
「あ、あの…」
後ろから、声をかけられた。
「はい」
ニ「二宮和也といいます…」
なんか頼りなさそうなヤツだな。
「で、なんですか?」
ニ「隣に…引っ越してきたんので…挨拶を…それとコレ、どうぞ」
紙袋を渡された。
「あ、菓子とか蕎麦とかいらな…」
ニ「お酒です」
「え?酒?」
ニ「お、お酒のほうが喜ばれるかと…」
コイツ、めっちゃ気ぃ使えるじゃん。
「あ、ありがとう。いただきます」
ニ「はい」
フワッて微笑んだ。
「あ、櫻井といいます」
ニ「よろしくお願いします」
ペコって頭を下げた。
ニ「じゃあ、また」
二宮と名乗る人物は、隣の家へ姿を消した。
……男と思えないぐらい美形だった。
目は、クリクリしてたし
なにより笑顔が可愛かった。
背も低めで、少し細めだった。
そんなことを考えていると、
生ぬるい風が俺の体にあたる。
ふと、空を見上げると青い若葉がサラサラと風に揺れていた。
俺は、家に帰宅する。
「あ、あの…」
後ろから、声をかけられた。
「はい」
ニ「二宮和也といいます…」
なんか頼りなさそうなヤツだな。
「で、なんですか?」
ニ「隣に…引っ越してきたんので…挨拶を…それとコレ、どうぞ」
紙袋を渡された。
「あ、菓子とか蕎麦とかいらな…」
ニ「お酒です」
「え?酒?」
ニ「お、お酒のほうが喜ばれるかと…」
コイツ、めっちゃ気ぃ使えるじゃん。
「あ、ありがとう。いただきます」
ニ「はい」
フワッて微笑んだ。
「あ、櫻井といいます」
ニ「よろしくお願いします」
ペコって頭を下げた。
ニ「じゃあ、また」
二宮と名乗る人物は、隣の家へ姿を消した。
……男と思えないぐらい美形だった。
目は、クリクリしてたし
なにより笑顔が可愛かった。
背も低めで、少し細めだった。
そんなことを考えていると、
生ぬるい風が俺の体にあたる。
ふと、空を見上げると青い若葉がサラサラと風に揺れていた。