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元風嬢、でも良いじゃない。

第7章 健全なバイト?健全なバイト仲間?

彼のことを認識してから

特に話す機会もなかったのだが、

お店が暇だったある日



『灰野さん。灰野さんの彼氏ってバンドやってる?』



カズが話しかけてきた。



《え、うん。やってるよ。》






『あーやっぱり?俺の知ってるところの人なんだよー。』






毎日迎えに来ている彼を見て、知っている顔だ…どこで?と考えていたらしい。




話を聞けば、カズもバンドマンだった。

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