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元風嬢、でも良いじゃない。

第1章 制服で征服。

新しく始めたバイトは凄く楽しかった。


褒められたり、怒られたりしながら、働くっていうことに実感がわいた。職種的にも自分に合っていたのだろう。


給料も高校生にとっては申し分ない、むしろ少し贅沢ができるくらいの額である。




バイトが板につくころには、完全に出会い系からも足を洗っていたし、今まで自分がやっていたことがどんだけおかしなことだったのか、冷静になって考えることも出来た。




このバイト先には、高校卒業までお世話になることになる。

春から一人暮らしをする、その前に少しでも貯金を…

と、少しバイトを増やしたりもして、充実した生活を送っていた。



辞めるころにはすっかり、自分がやってきたことなんて頭から忘れていて、友達は相変わらず多くはなかったが、人並みに遊びまわっていた。




=続=

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