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元風嬢、でも良いじゃない。

第1章 制服で征服。

《あー円光かー》


ぼやーっとなんとなく頭に浮かんで。

そのまま無視すりゃいいのに、何故か悩んで。

周りでやってるって噂の子に話を聞きに行ってみる。
噂は本当で週に1度は同じ人と会っているらしく、いろいろ話も聞いた。


”無理ならやんなきゃいいじゃん。話だけで。”

今思えば、なんだこの会話、馬鹿じゃないのって思うけど、

まぁそうか、いいか別に。会うだけ。

と、軽い気持ちで返信した。

そこから会うまでは、なんだかすごく複雑な気持ちだった。

嫌なら行かなきゃいいだけだし。

頭の中では悪いことだってわかっている。

処女ではなかったけど、経験人数だって特に多いわけでもなかった。逆に周りと比べると全然少なかった。




今思えば怖いもの見たさだったのかもしれない。


待ち合わせはそれから数週間後の週末。

私は、待ち合わせ場所に向かった。
もう怖さはなかった。

お金のことも何も考えてなかった。



ただ、この先に何があるのか気になって駅に向かった。

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