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元風嬢、でも良いじゃない。

第2章 新。

石井さんは聞いてきた。



《知りませんけど。》



石井さんは不思議そうな顔をしていた。


そんな顔されても、最近ほとんど話もしてないしなぁ。。。


と頭の片隅で思っていると、女の人が急に口を開いた。



『あぁ!あなたセナちゃん??例の!!!ルイがよく話してるよーセナちゃんの事!』




どういうこと?



よくわからないまま、とにかく皆で騒ぎ、いつも通り、仕事の愚痴になったところで、男の人が質問をしてきた。


『セナちゃんとルイくんは最近どうなの?相変わらず一緒に帰ってるの?』

この人は、アキさんというバンドマンで、たまに職場で見る。



特に説明するのもめんどくさいし、ばからしいので、はぐらかしていると



仕事を終えてルイが合流した。




ルイは私を見ると、少し苦い顔をした。

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