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元風嬢、でも良いじゃない。

第2章 新。

お互い何だか急に恥ずかしくなってしまい、この後はずっと無言。



無言のまま別れ、頭の中がぐるぐるしたまま、寝て、次の日。













『おはよーセナ。』











と、出勤後、隣に来るルイ。

いきなり名前を呼んでいるのを聞いてびっくりする周りの人。

いきなり名前を呼ばれてびっくりする私。

吹き出しそうになる石井さんとアキさん。

何かと私の名前を呼び続けるルイ。




この人恥ずかしくないのかしら。
私は恥ずかしいのだけど。




2人で一緒に仕事を終えると、
にやにやしている石井さん。




『やっとかー。良かったねー灰野さん。ルイ遅いわーまじで。』




そうか、そうだよね、よかったんだよね、これで。

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