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元風嬢、でも良いじゃない。

第3章 あ、そうなの。

こうなれば、仕方ない。やるしかない。



《ちょっと撮影あるから、仕事休むし少し会えなくなっちゃうんだよねー。だから、その前に遊ぶ?》



私は石井さんに教えられたとおり、少し自分からがっついてみることにした。


一度だけ。この一度だけ。


この時、すこーし雑誌に載っていた事もあって、その関係で3日ほど家を空けなければならなかった。会えない時間が長いと不安になってしまう。誘うなら今がチャンス!










『んーいいよー。おまえんちで良いの?』















あれ?来るの?こんなあっさり?














《うち何もないけど、良いよ、別に。じゃぁ来週ねー。》

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