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元風嬢、でも良いじゃない。

第3章 あ、そうなの。

『アイツさ、大人なのかガキなのかよくわからないよね。』


彼は軽く笑いながら言った。


『俺が、好きなら覚悟決めろって言って、自分で行動起せたんだから、腹の内は決まってるんじゃない?でも、その後がなかなかねー。ビビりすぎて何もできないんだよね。灰野さんがもっとがっつり行ったら、アイツもスイッチ入ると思うんだけどーどう?』



《いや、無理です。》



『2人とも受け身じゃーん。』


《このままだと難しいなーこの先。》


『俺はルイじゃないから、ルイの気持ちはわからないけど、見てる限り、灰野さんの事凄く好きだと思うな。ただ、好きだから傷付けたくないから、進めないっていうか。ねー。心配なら、本人とちゃんと話してみな?じゃ!』





ルイのブログと同じようなこと言ってるなー。


誰が本当のこと言ってるのか。

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