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元風嬢、でも良いじゃない。

第4章 放置。プレイじゃなくて。

ただ、何かしたい。

精神的に満たされたい。

誰かとつながっていたい。






昔やっていた出会い系を覗いて、

短期間ながら元ホストを囲ってみた。

何かやらかして、逃げてきたか何かか。

本名も年齢も何も知らない。



『住むとこないねん、そっち。少しの間住んでもええ?邪魔な時はどこかで時間つぶすし。』



彼は家の事すべてをしてくれた。

特にお金を要求するわけでも、
性的なことを望んでいるわけでも何でもない。
本当にずっと家にいるだけだった。


そんなヒモ気味な彼も、私の行動を見て、出ていく始末。



『お前腐ってるなー、稀にみるクズ女や。ストーカーのアイツとか色々と気ぃつけやー。もうそろそろ俺も働かないとなーって。クズ卒業せな。』




おかしな居候との同居生活は、2週間ほどで急に終了した。
クズに、クズだと言われた私は、性懲りもなく遊びまくった。

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