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元風嬢、でも良いじゃない。

第5章 お水、売ります。

《サトシさんも別れたんですね。》


『まぁ、そうですね。』


《長かったんですか?》


『2年くらいかな。』


《そうですか。どんな人?》


『灰野さんとタメかな。』



初めての会話。


仕事以外、
この人の事何も知らない。
話すことなんて、
ほんっとなかった。


でもしっかり連絡先は交換した。

別れたもの同士。






皆で好きに飲み、ゲーセンでプリクラを撮って、

終電がある人と無い人で別れることに。


私は終電はあるものの、次ぐ日は仕事は休みだし、
学校は行きたくないから、
急いで帰る必要もない。




終電がない、
瀬川さんとサトシさんと時間を潰すことになった。

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