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私 と 僕俺

第3章 家庭教師③


『先生』

椅子から立って、
純平くんが私のそばに来た。

「……?」

これだけでもドキドキしてる。
ダメだもう。

『期待してる?何か』


「……。別に」

私の顔の前に、
さっきと同じように近くで

『これから、よろしくお願いしますね』


と、挨拶してから




っちゅ………


また、リップ音をつけた
軽いキスをされた。

「……………。」


家庭教師。
私的には、なんか危険なバイトです。

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