
私 と 僕俺
第11章 17年待った初彼④
キスをされる度、
私は小さく、小さく声が出る。
「ひぁ」
「ふっ」
そして二の腕の柔らかいとこに
キスされた。
「ぁん」
『…ここ?』
ちゅ…
ちゃんと音をつけて
私の二の腕に、もう一度キスをした。
「ひゃん」
『あーやっぱここだ♡』
そこは、他の部分より
くすぐったくて反応してしまう。
指先でその部分をぷにぷにして、
小澤くんは首筋にキスをした。
「あっ…あぁ、…ん…」
『後に ん ってつくのはね、
もう俺的に興奮しちゃうの』
笑顔で私の目を見ながら言う。
