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私 と 僕俺

第5章 家庭教師⑤



ぼーっとする。

いつも以上にドキドキする。


『どうしたの。まだまだだよ』

甘すぎる声と意地悪な言葉に
きゅんとして、足が動く。

うわ、何を考えてるんだ私。



一つ言えることは、
もう今日は勉強する気になれない
ってこと。

はあぁ、家庭教師失格だよね。

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