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私 と 僕俺

第6章 家庭教師⑥



『好きなんでしょこういうの』

言われて何も言えなくなる。
………好きだから。

『ほら、手、どかして』


「……。」

私は黙って純平くんに従った。

『いい子だ』

甘く囁かれて腰にキた。
いい子だ なんて言われると
女の子は弱いんだよもう…!


『いい眺め♡』


嬉しそうに言う純平くん。

恥ずかしさに耐えてるけど、



密かにこの後の展開を
考えたりもしてる私です。



自分を疑うわ…

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