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初恋。

第3章        夏          

ーーーーーー春が過ぎて夏になった

ミーンミンミンミンミーン……

蝉の声が響く季節



夏「あっつ~…どーにかしろよー。秋ぃー」


秋「知るか。」


僕と夏は春のあの日以来、順調に付き合っている。


秋「じゃあ、俺は冬の受験勉強を手伝って来るから。お二人はイチャイチャしとけばー?」


夏「おぅ。」


僕は今、困っています。


春のあの日も。

それからも僕たちはキス以上のことをしていません。


健全な男子高校生なのに……


かといって言い出しにくいし……


「春。キス。しよ?」

「えっ!?あ…うん。」


こうやってキスはするけど……


僕だってシたいお年頃なのにーー!!

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