テキストサイズ

初恋。

第3章        夏          



「……!!!るっ!!春!!!」


……ん?



「なんで………手首なんか切ってるの?」



え?


手にはしっかりと包帯がまいてあって……



「なんで?もぅ…焦ったじゃん……」


ここは…病院??

あーあ……


また切ってしまった…………



「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」




「もう…いいから…春。俺は



離れたりしないよ?」



!!!




「俺は…春の側にいるよ?」



夏………



「夏…好き……大好き!!」



僕は……知っていた





きっと夏が離れていくことを……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ