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only one【完】

第10章 向き合う心

自嘲的に笑いながら、私を抱きしめた。










そうだね…









昔と逆だね…









彼女の居る隆史を好きで、好きで仕方なくて…
どうしようもないくらい好きで…
自分でもどうしていいか分からなかった。



ただ…



素直に自分の気持ちに従っていただけ。







隆史となら、
何処までも墜ちて行けた……―







光が届かなくても、音が聞こえなくて、隆史の温もりがあれば平気だった……―





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