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only one【完】

第7章 温もり

「あっありがとうございます」




恥ずかしくて思わずお礼を言ってしまった。
高木さんはクスクス笑い「どう致しまして」と言いながら、またご機嫌になっている。








恥ずかしい…
こんな甘い言葉なんて久しぶり。
高木さんは恥ずかしくないのかな…






「よし終わった」ポンと私の頭に触れて、ドライヤーを切る。





「ありがとうございます」もう一度お礼を言った。



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