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only one【完】

第7章 温もり

「はぁ?」さっきとは真逆な不機嫌の顔に、






「あっ…いや…っと」





誤魔化そうと視線を逸らすと、手が止まり私の顔を高木さんに向き合うように、高木さんの手が頬を包む。







「こんなことしょっちうすると思うか?」





質問を質問で返され「しないと思いますけど…」素直な言葉を口にする。







「こんなこと晶が始めてだ」









そしてまた髪を乾かしてくれる。




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