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そしてエリカさんは


「それまでは私が楽しまないと……ねぇ？」


と言って、自分の服に手をかけた

そういう女優なんじゃないかと勘違いしそうになるほどゆっくりと時間をかけて厭らしく服を脱いでいく

透けて肌色が見えるほどほとんどがレースで出来たブラジャーもゆっくり外すと、モデルのように綺麗な乳房が現れた


「悠史だって男だもんね……こんなの見たら、興奮するでしょう？」


自分の胸をやわやわと触りながらエリカさんは問いかけてくる


「……」


無言の僕には何も言わず、エリカさんは今度は下着に手をやる

中心に下着の上から触れるとくちゅ、と水音が鳴ったのが聞こえた


「はぁ……ん……私のも、もうこんなに……」


身震いしたエリカさんが顔を紅潮させて喜んでいる


「ねぇ見て？ほら、こんなに濡れちゃってる……」


膝立ちになったエリカさんがゆっくり下着を下ろすと、溢れ出ていた愛液が糸を引いた


こういう光景が、状況が
全く興奮しないなんて
僕も相当やばいな

薬が効いてくれば、無理やりにでも興奮するんだろうけど

今はまだ無理かな


そんな僕の心情とは裏腹にエリカさんの行為はヒートアップしていく