
言葉で聞かせて
第13章 言葉で聞かせて
「悠史……見て……ほら……すごいことになってる……」
エリカさんは自分の中心に指を入れて掻き回し、快感を得ている
中から溢れてとまらない愛液も水音も全部鮮明で、普通の男だったらこの光景だけで達しちゃうかもしれないな、なんて考える
でも僕は何も感じないし
早く終わらないかな
とため息を吐こうとしたその時
「……ッ」
心臓の音が徐々に高まっていることに気がついた
もちろんエリカさんの痴態に興奮してのことじゃない
薬、きた……な……
身体熱い……
荒くなってくる息が堪えられない
風邪でも引いてるような感覚で、中心の温度と熱くなった表面の温度との差で身体が震える
「……っふ……は……」
そのことにエリカさんも気がついたのか、にやりと笑ったのが見えた
くそ
徐々に熱は下半身に移動して、エリカさんがどれだけ頑張っても無反応だったそこが硬度を増す
「ゆうし……ふ、ん……ちゅ、……」
いつの間にか体勢を変えていたエリカさんに舐められれば、余計に勃ちあがってしまう
目の前にあるエリカさんの中心にも、異常なほど興奮する
「こんなに大きくなって……可愛い……」
「……っは、は……っく……」
