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恋愛禁止

第3章 マネージャー初日




「と、斗真くん…あの」


斗真は使われていないスタジオにわたしを連れ込み扉を閉めた


照明は消えていて人の気配は無い


気持ち悪いくらいに静かな部屋に2人きりになってしまった


〔ゆき…〕


「は、はいっ」


〔この前の返事〕


「え?」


この前……!?


〔入院した日に、次に会ったときに返事するって連絡くれただろ〕


入院した日ってことは……


お姉ちゃんがあの日に事故にあう前に連絡したってこと……?

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