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いつか手をつないで歩こう

第4章 初プリクラ


「だってせっかく来たんだよ?記念に撮りたい」

嫌がる浩輔に、私はさらにお願いしてみる。

「しょうがねーな。そのかわり一回だけだからな?」


「うん!ありがとう浩輔」

ーーーー

「もっとくっつこうぜ」

と言って私をぐっと引き寄せる。

「えっ、うん」

さっきは嫌がってたくせに変なの…。

『3(サン)、2(ニィー)、1(イチッ)』

なんだかドキドキする…。
浩輔のほっぺたが、私にくっついてるもん!

カシャッ☆

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