テキストサイズ

いつか手をつないで歩こう

第4章 初プリクラ


浩輔side

美雪がプリクラを撮りたいと言ったとき、実は嫌がるふりをしていたんだ。
ちょっといじわるをした。

ほんとは俺だって、一緒に撮りたいと思っていたよ…。

今日は美雪とひさびさに外で会うが、たまにはいいものだな。
精一杯のおしゃれをしてきたんだろう?
決して高い服じゃなくても、俺は美雪のセンスが気にいってる。

きっと将来は、いい奥さんになるんだろうな…。
いや、それも困るが。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ