
いつか手をつないで歩こう
第5章 告白
「美雪〜、ランチ行こっ」
昼休みになって、百合ちゃんが迎えに来た。
「うん!」
さすがに寒いからもう屋上では食べない。
私達は社員食堂へ行った。
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手を合わせて。
「「いただきまーす」」
百合ちゃんは先日の合コンで、いい出会いがあったらしく、最近すごくウキウキしている。
「クリスマスイブ、一緒に過ごすんだぁ。どこへ連れて行ってくれるんだろう、楽しみ」
「いいなー」
百合ちゃんのこんな幸せそうな顔は、見たことがなかった。
「ところで美雪は?クリスマス、また家で弟くんと過ごすわけ?」
