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いつか手をつないで歩こう

第5章 告白


夕食を食べ終わって、私は食器を洗っていた。
浩輔は自分の部屋で、音楽を聞いているみたいだ。


プリクラを撮った夜、私はまた両親の夢を見て泣いてしまった…。


浩輔はそんな私を、ずっと抱いててくれたんだ。


その温かい胸は、私に大きな安らぎを与え、生きる力ともなっている。



浩輔さえいてくれたら

それで充分なんだ……。

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