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いつか手をつないで歩こう

第6章 クリスマスの夜


浩輔side

帰ってきたとき、美雪は風呂に入っているところだった。


ザザァーッ


体を流す音が聞こえる。


俺はバイトで疲れた体をベッドに横たえ、目を閉じた。

「…っ」

もうこれ以上、抑えているのが限界にきている。


美雪

どうしたらいい?

おまえを傷つけてしまうのが、
俺はたまらなく怖いんだ……。

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