テキストサイズ

いつか手をつないで歩こう

第6章 クリスマスの夜


その夜。私は湯船につかりながら、資料室で起きた事を考えていた。


あれから落ちた本を拾い、急いで部署へ戻ったが、はっきり言って仕事どころじゃなかったな…。


前野さんに付き合ってくれと言われ、一瞬でもキスをされてしまったのだから。

チャポン…

浩輔

どうする?

もし私が、前野さんと付き合うことになったら…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ