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いつか手をつないで歩こう

第8章 隠せない想い


浩輔side

街で美雪が男といたのを見て、カラオケどころじゃなくなった。

「ワルい、俺帰るわ」


「えーっ?それはないだろ浩輔」

俺は家に戻り、もやもやした気分で美雪を待っていた。


これは相手の男に対する嫉妬?敵対心?
俺より大人を感じさせてた。


美雪には、ああいう
ヤツがいいのかも知れない。
でも認めたくはなかった。


だからそんな心にも無い言葉を、投げかけてしまったんだ。

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