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ルナとお兄ちゃんの性教育♡

第5章 お仕置き

「楽しかったね」


「うん!」


2泊3日の臨海学校を終えて、私達は学校に帰って来た


「車に気をつけて帰れよ」


先生の言葉に、皆が「は〜い」と答える


「ルナ」


聞きなれた声が聞こえ、見ると竜兄と涼兄が校門前に立っていた


「竜兄♪涼兄♪」


駆け足で掛けて行き、お兄ちゃん達に抱きつく


「ただいま~」


「「お帰り、ルナ」」


そう言って、お兄ちゃん達は私の頭を優しく撫でた


「迎えに来てくれたの?」


「あぁ」


「ありがとう」


もう一度、お兄ちゃん達に抱きつく


「ルナ、帰ろう?」


「うん!」


竜兄と涼兄と手を繋ぎ、帰ろうとした時「宮沢」と誰かに呼び止められた


振り返ると、クラスメートの朝日君がいた


「どうしたの?」


繋いでいた手を離し、朝日君の元へ行く


「コレ」


そう言って、朝日君が渡してきたのは、1枚の手紙


中を見ると、『好き』と書かれていた


「本当は、臨海学校の時に渡したかったんだけど、タイミングが無かったから」


そう言う朝日君の顔は、真っ赤だった


「ありがとう」


笑顔でそう答えると、朝日君もニコッと笑った


「じゃあな」


そう言って、掛けて行った朝日君だったけど、途中で立ち止まり私の元に戻ってきた


「忘れ物した」


「忘れ物?」


チュっ


「っ/////!」


私の頬にキスを落とし、「じゃあな」と朝日君は帰って行った


キスされた所を抑え、真っ赤になる私


そんな私を、竜兄と涼兄が鋭い眼をしながら見ている事に、私は気付いていなかった・・・




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