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ルナとお兄ちゃんの性教育♡

第6章 気付き始めた事

リビングのソファーでテレビを見ているお兄ちゃん達



「おぅ、ルナ
お前も一緒に観るか?」



竜兄の言葉に、私は首を振る



「あのね・・・お兄ちゃん達に話があるの」



私の、真剣な声に
お兄ちゃん達の顔も真剣な物になる



「その・・・もう、止めてほしいの」



そう言って、視線を足元に向ける



「止めてほしいって、何を?」



「その・・・性教育」


すると、お兄ちゃん達が立ちあがったのが気配で分かった



「兄妹でこんな事するの、おかいしよ・・・間違ってるよ」



そう言った瞬間、竜兄に押し倒された



「おかしいのは、俺達が一番理解してる、実の妹のお前を本気で好きになったんだからな」


悲しさと、少し怒りのこもった竜兄の声


「ルナはさ、俺達から離れたいの?」


私を見降ろす涼兄の瞳は、とても冷たく身体が震えた



「残念だけど、俺達はルナを手放す気なんてないんだよ」



そして、涼兄と竜兄は
荒々しく、私の唇を塞いだ




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