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裕也さんのマンションに一緒に住む事が決まり、私はお母さんに電話を掛けた


本当は電話なんてしたくなかったけど、親の許可をもらった方がいいと裕也さんに言われてしまった


電話を掛け３コール目で受話器を取ったお母さん


裕也さんとの事を話すと･･･


「やったじゃない！ルナならきっと上手くやってくれるって思っていたのよ」


ウフフと上機嫌なお母さん


「後は、お兄ちゃん達を説得しないとね」


お母さんの言葉に、胸がチクリと痛む


「お兄ちゃん達、昔からルナの事になるとムキになって反対するのよね」


「でも、今回は納得したもらうわ！じゃあね♪」そう言って、お母さんは電話を切った


お兄ちゃん達に、知られちゃうんだ･･･


でも、その方がいいんだよね？


だって、私達は兄妹なんだも･･･


愛し合っちゃいけないんだ･･･


そう自分に言い聞かせ、受話器を置いた･･･