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裕也さんとの食事を終え、後片付けをしていると、「ルナ」と裕也さんに呼ばれた


「ちょっと、ルナに聞いてもらいたい事があるだけど」


聞いてもらいたい事？


何だろう？と首を傾げていると、裕也さんの目が真剣な物になった



「俺と一緒に住まないか？」


「･･･え？」


裕也さんと一緒に住む？


「その方が、お互いを知るいい機会だし、ルナがいてくれれば、俺も嬉しいし」


裕也さんの言葉に、心が揺れる


裕也さんと一緒に住めば、お兄ちゃん達から性教育を受ける事はなくなる･･･


でも、そんな理由で裕也さんと一緒に暮らしていいの？


だけど、他に行く所もない･･･


「別に今、返事をださなくてもいい」



「ゆっくり、考えてくれていい」そう言って、自室に戻ろうとする裕也さんに思わず声を掛けてしまった














「此処に、住まわせて下さい」