Fallen Angle
第3章 car
「走らなくても逃げないよ」
蓮は小さく笑った。
「でも、予定があるからあんまり時間がないけどいい?」
寂しそうな素振りをみせ、上目遣いで男を見上げると
「いいよ。行こうか?」
「うん」
指を絡めるように手を繋ぐと、男の後を続いて歩いていく。
街灯はひとつだけで、人気のない夜の公園を照らしていた。
ベンチの前で腕を引き寄せられ強く抱きしめられると
「苦し…い」
「ごめん。ごめん」
男の腕が緩み
「エネルギー充電。やっぱり落ち着く」
ベンチに隣り合って座り、コーヒーを飲み終えると
「ほら、ここに来て」
促されるまま男の膝の上を跨がり、迎え合わせに座って肩に腕をかけた。
「いつも思うけどお店とキャラ違い過ぎ」
額を合わせると唇が小さく重なる。
「さすがに店では…これでも店長だから」
蓮の腰に手をまわして、また抱き寄せる。
「月一こうして会うのが唯一の癒しなんだよ」
胸元に引き寄せ
「ほら、ドキドキしてるの分かる?」
耳を男の胸元に当てて見上げて微笑むと
「ほんとだ。私もだよ…」
男の指先を握り、蓮の胸元に当てた。
指先が服の上から胸の輪郭を撫で、舌先が首筋をなぞる。
甘い声を漏らすと唇が重なり、ざらついた舌が侵食する。
蓮のパーカーの裾を捲り、男の冷たい指先が下着越しに胸を弄ると唇先が絡み合い激しく重なり合う。
涎が溢れそうになるのも構わない男の要求に仕方なく従う。
男の胸を押すと、名残惜しいように唇がゆっくり離れた。
「もう…だめ」
「…ごめん…つい」
膝から降りて寄り添うように隣に座ると男が髪を撫で
「今週はお店に行けなくてごめんね。仕事が外せなくて…」
「前にも言ったけど無理しなくていいんだよ?」
「会いたいから行ってるだけだよ。蓮がデートに誘ってくれても断ってばっかりだし…」
「気にしなくていいのに…」
街灯に照らされた時計が目に入り
「もうこんな時間、行かなきゃ…ごめんね」
蓮が立ち上がると男も立ち
「ううん。蓮といると時間があっという間だよ。早く僕のものにならないかな…」
最後の呟きに聞こえないふりをして指を絡めると
「指先冷たくなっちゃったね。無理言ってごめんね」
「何で謝るの?無理じゃないよ。ふたりっきりでいられたもん」
自販機の前で手を離して小さく唇を重ねると
「またね」
車に乗り込んで男に手を振った。
男の追う目線に気付くこともなく走り出した。
蓮は小さく笑った。
「でも、予定があるからあんまり時間がないけどいい?」
寂しそうな素振りをみせ、上目遣いで男を見上げると
「いいよ。行こうか?」
「うん」
指を絡めるように手を繋ぐと、男の後を続いて歩いていく。
街灯はひとつだけで、人気のない夜の公園を照らしていた。
ベンチの前で腕を引き寄せられ強く抱きしめられると
「苦し…い」
「ごめん。ごめん」
男の腕が緩み
「エネルギー充電。やっぱり落ち着く」
ベンチに隣り合って座り、コーヒーを飲み終えると
「ほら、ここに来て」
促されるまま男の膝の上を跨がり、迎え合わせに座って肩に腕をかけた。
「いつも思うけどお店とキャラ違い過ぎ」
額を合わせると唇が小さく重なる。
「さすがに店では…これでも店長だから」
蓮の腰に手をまわして、また抱き寄せる。
「月一こうして会うのが唯一の癒しなんだよ」
胸元に引き寄せ
「ほら、ドキドキしてるの分かる?」
耳を男の胸元に当てて見上げて微笑むと
「ほんとだ。私もだよ…」
男の指先を握り、蓮の胸元に当てた。
指先が服の上から胸の輪郭を撫で、舌先が首筋をなぞる。
甘い声を漏らすと唇が重なり、ざらついた舌が侵食する。
蓮のパーカーの裾を捲り、男の冷たい指先が下着越しに胸を弄ると唇先が絡み合い激しく重なり合う。
涎が溢れそうになるのも構わない男の要求に仕方なく従う。
男の胸を押すと、名残惜しいように唇がゆっくり離れた。
「もう…だめ」
「…ごめん…つい」
膝から降りて寄り添うように隣に座ると男が髪を撫で
「今週はお店に行けなくてごめんね。仕事が外せなくて…」
「前にも言ったけど無理しなくていいんだよ?」
「会いたいから行ってるだけだよ。蓮がデートに誘ってくれても断ってばっかりだし…」
「気にしなくていいのに…」
街灯に照らされた時計が目に入り
「もうこんな時間、行かなきゃ…ごめんね」
蓮が立ち上がると男も立ち
「ううん。蓮といると時間があっという間だよ。早く僕のものにならないかな…」
最後の呟きに聞こえないふりをして指を絡めると
「指先冷たくなっちゃったね。無理言ってごめんね」
「何で謝るの?無理じゃないよ。ふたりっきりでいられたもん」
自販機の前で手を離して小さく唇を重ねると
「またね」
車に乗り込んで男に手を振った。
男の追う目線に気付くこともなく走り出した。
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