テキストサイズ

Love Song ~キミに捧げる歌~

第1章 運命の出逢い


「えっ、私が?」
「うん。 「近くの病院に、凄い美人な子が入院してる」って。」
「話盛り過ぎだけど…。」
「ん?」
「美人って…。 皆、遠くから見てるからそう見えるんだよ。」
「そんな事ないよ。」
「そう? …有難う。」
「え、あ、うん…。」

俺達は、しばらくの間そのまま黙って外を見ていた。
…視線の先は、2人共一緒だった。

…ただ、見ながら考えていた事は、全く別々の事だったけど。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ