
Daybreak
第1章 新人捜査官
特にやる事の無い、時間を持て余した私は
局内を周って見ることにした
この局は、1階から5階までしか無い
5階の建物を正面から見て左端に捜査局、
2班の部屋が並んでいる
後は、屋上のみだ
3階までの階には、それぞれ食堂もある
基本、建物の両端にエレベーターが取り付けられている
私達2班は、ほとんど部屋のすぐ右横に取り付けられているエレベーターを使用している
そのエレベーターは左右、どちらもドアが開く様になっており
左側は私達の部屋へ
右側は仕事場へ繋がっている仕組みだ
建物の右側のエレベーターを使用している人達は
私達と逆の仕組みになっている
お互い、行こうと思えば行けるのだが
両端にある為、距離が遠い
なので、わざわざ行き来する人も数える程しかいない
まぁ、これもさっき
エマさんが部屋に案内してくれた時に
教えて貰った情報なのだが…
(取り敢えず、自分の目で他の階を見て周ろう)
エレベーターに乗ると、
取り敢えず1階から周ろうと思い
1階のボタンを押した
降りて行くうちに、4階でエレベーターが止まり
扉が開いた
開いたその先には
身長はそんなに高くない
私と同んなじ年齢程の外見をした青年が立っていた
エレベーター内に無言で乗り込んで来た青年は
髪はやや茶髪、
襟足が少しピョンっと跳ねている
エレベーター内に沈黙が続くと
彼が先に言葉を発した
「…アンタ、2班に決まったんだって?」
『はい…そうですが。』
「俺、アンタと同期だよ。アンタ、学校じゃ有名だったよな。」
『…知りませんでした』
「何で優秀だったアンタが、2班みたいな問題のある部署に配属になったのか少し興味があるんだよな。」
『貴方には、関係の無い事です』
「おぉー、こわっ」
何度かそんなやり取りをしていると
1階に着いたのか、ドアが開く
「それじゃぁ、頑張ってね」
青年はわざとらしく、笑みを浮かべ
彼も1階に用があったのか
ドアが開いたと同時に
私に嫌味な言い方をし、先にエレベーターを降りて行った
彼に続いて私もエレベーターから降り、
青年が向かって行った先を見つめる
「……ローガン」
局内を周って見ることにした
この局は、1階から5階までしか無い
5階の建物を正面から見て左端に捜査局、
2班の部屋が並んでいる
後は、屋上のみだ
3階までの階には、それぞれ食堂もある
基本、建物の両端にエレベーターが取り付けられている
私達2班は、ほとんど部屋のすぐ右横に取り付けられているエレベーターを使用している
そのエレベーターは左右、どちらもドアが開く様になっており
左側は私達の部屋へ
右側は仕事場へ繋がっている仕組みだ
建物の右側のエレベーターを使用している人達は
私達と逆の仕組みになっている
お互い、行こうと思えば行けるのだが
両端にある為、距離が遠い
なので、わざわざ行き来する人も数える程しかいない
まぁ、これもさっき
エマさんが部屋に案内してくれた時に
教えて貰った情報なのだが…
(取り敢えず、自分の目で他の階を見て周ろう)
エレベーターに乗ると、
取り敢えず1階から周ろうと思い
1階のボタンを押した
降りて行くうちに、4階でエレベーターが止まり
扉が開いた
開いたその先には
身長はそんなに高くない
私と同んなじ年齢程の外見をした青年が立っていた
エレベーター内に無言で乗り込んで来た青年は
髪はやや茶髪、
襟足が少しピョンっと跳ねている
エレベーター内に沈黙が続くと
彼が先に言葉を発した
「…アンタ、2班に決まったんだって?」
『はい…そうですが。』
「俺、アンタと同期だよ。アンタ、学校じゃ有名だったよな。」
『…知りませんでした』
「何で優秀だったアンタが、2班みたいな問題のある部署に配属になったのか少し興味があるんだよな。」
『貴方には、関係の無い事です』
「おぉー、こわっ」
何度かそんなやり取りをしていると
1階に着いたのか、ドアが開く
「それじゃぁ、頑張ってね」
青年はわざとらしく、笑みを浮かべ
彼も1階に用があったのか
ドアが開いたと同時に
私に嫌味な言い方をし、先にエレベーターを降りて行った
彼に続いて私もエレベーターから降り、
青年が向かって行った先を見つめる
「……ローガン」
