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恋愛妄想短編集【完】

第3章 涙の虜 [完]











ーーーーあの唐突な告白から数ヶ月。




最近はソウちゃんの家によく出入りしている。








「レイ、今日どうすんだよ?」





「明日バイトだから早めに帰る〜」





「そうか、じゃあ…」







「ひゃぁああ!!!」







急にソウちゃんに服を捲り上げられ、下着が露わになった。







「やだっ、まだ明るいのに…!」






「…最近恥ずかしがってる顔も良くなってきたじゃねーか。でもまあ…」










ソウちゃんは私の肩を抱き、体を引き寄せながら言った。









「泣いてる顔が一番綺麗だ」









と。















END

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