恋愛妄想短編集【完】
第5章 愛情表現 [完]
あなたは自分へのご褒美になにをしてあげていますか?
何時もより少し高級な物を食べる人、奮発して欲しかった物を買う人、思いっきり遊ぶ人。
いろいろな人がいる中で、私は…ーーー
「ふぃ〜…つっかれたぁ」
会社から帰宅して、ソファーにボフッと腰を下ろした私の名前はエリ。
今日は以前から任されていた新しい企画発表の為のがあった。
もともと人前に出ることも、自分の意見を述べることもあまり得意な方ではなかった私にとって、不安だらけで。
今日を無事乗り切れたことは奇跡に近いと思うくらい。
そんな疲労困憊な自分を、今日は全力で褒めてやりたい。
「よく頑張ったね、自分…」
そう言いながら持っている携帯で出したサイトは、無料携帯小説サイト。
カテゴリは成人向け。
このサイトを開いて私がすることは、あれしかない。
今日は本当に頑張ったな〜って思う。
だから思いっきりやってあげなくちゃ。
私はスカートを捲り上げた下着の上から自分のあそこを弄りだした。
「…んっ、ぁ」
自分で弄りながら甘い声を上げる私。
恥ずかしいなんて思わない。
この部屋には私以外誰も入ってくることはないし、この行為は何かある度に行っていること。
今日の''何か''とは、確実に会議。
疲れた体を癒す為の、自分へのご褒美の為の行為。
私が読む小説では、主人公の女の子が、彼氏にあそこを舐められ、胸も弄られて激しく喘いでいる。
あぁ、羨ましい…
そんな風に思いながら、私はどんどんとあそこを弄る手を早めた。
「あっ…んぁああっ」
我慢できないっ!