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終わりのない片想い

第1章 【序章】きっかけは☆☆

昨日は太郎さんの誕生日でした

いろいろあって私は東京
太郎さんは名古屋

ラインでお誕生日メッセージ
「お誕生日おめでとうございます!
(おめでとうスタンプ)」
普段から返信しない太郎さんなので
「ありがとう(^_^)」
ときた時の私のテンションはMAX

でもダメ。
これ以上やり取りしてウザいとか思われたくない。
これでやり取りは終わり。

こんなイベントがある時しか送れないメッセージ。
それだけでよかった。


その日は仕事で終電をのがした。
以前働いていたお店のスタッフMが遠くに異動するとのことで始発待ちがてら挨拶しに行った。
太郎さんと出会ったお店。
お互い従業員として働いていて沢山の思い出もある。
私だけ辞めた。
「Mさん!お疲れ様!」
デコレーションデザートを注文し、一緒に写真撮って
そこまではシナリオ通り

「今、他のお店の店長集まって奥で呑んでる
太郎さんもいるよ」とMさん

Mさんは私の気持ちを知っている。
1度振られていることも知っている。

奥に通してくれた。皆さんに軽く挨拶した。
太郎さんがいた。

誕生日の
あのラインのやり取りの後に会えるなんて運命だ!
っと思ってしまうと重いと思われる。
太郎さんとはこの距離でいい。
この距離でいい。この距離でいいんだ。

個人的に会話はせず終了。

太郎さんはどう思った?
久し振りに会って痩せたと思った?
綺麗になったと思った?


そんな出来事があるから好きがやめられない。
いっそ結婚でもしてくれたらいいのに。

そんな溜め込んだ気持ちを少しずつ吐き出したくて
この場を借りました。

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